贈る方に合わせることのできるカタログギフトでは、贈った後の反応を知ることはあまり無いでしょう。もちろん、「カタログギフトありがとうございました」というお礼の電話なりはあるでしょうが、カタログギフトから何をセレクトしたのか、届いてから満足できるモノだったのかなどは、聞くことがありません。だからこそ、サプライズ感があるのではないでしょうか。もちろん、贈る方のことを考えて品物やサービスを事前に用意するサプライズもありますし、会場や飾りつけまでセッティングすることもあるかもしれません。親戚や知人の一大イベントとなることならば、こうしたサプライズは大いに結構ですが、気持ちを表す(現す)のならば、言葉一つでも伝わるので、どんなギフトが喜ばれるのかは一概にはいえません。ただ、カタログギフトならば手荷物にもなりませんし、それこそ、大勢の方に向けても、たった一人に向けても、お礼やお祝い、労いなど、同じ重さの気持ちを現すことができます。よくありがちなことは、大勢の方向けにギフトを選んだのち、「私のと違う」「あっちのほうが欲しかった」などの好みの違いです。好き嫌いは人それぞれにありますから、自分で選ぶことができるのが利に適っているでしょう。
例えば、スイーツのカタログギフトもあれば、グルメのカタログギフトもあります。甘いものが好きならスイーツのカタログギフトが最適ではありますが、苦手ならば、全ページ甘いものばかりなら困ってしまいます。好みが知れないのなら、定番、無難なカタログギフトを選ぶようにしましょう。また、お子さんとの暮らしにおいては、祖父母からお祝いをされることも頻度よくあるでしょう。高齢になると、健康面が気がかりになります。柔らかくて食べやすそうだからバウムクーヘンを選ぶ、しっとりとしたどら焼きやカステラを選ぶことがあるようです。田舎地方によってはラスクやゼリー、マカロンなどは食べ慣れないからこそ、最中やかりんとう、おせんべいなどの和菓子がたくさん掲載されているカタログギフトを選んであげましょう。